島村楽器さんと一緒に試奏を応援してくれるロボット「マティモ」を作りました

楽器店ではギターやその他楽器の試奏が洋服の試着のように気軽にできるのだけれど心理的なハードルが高い。

特に楽器を触ったことがない方はそもそもの触り方がわからないのでより試奏しようと思いにくい、という課題をお聞きしました。
そこで試奏を"応援"してくれるロボットがいたらいいのでは?と思い提案、島村楽器の皆さんと共に制作をしました。

マティモのユニークなところとして、"試奏をお手伝いする"というコンセプトがあるですが、実際の体験としてはこのロボットがライブをしたいんだけどギターを弾いてくれる人がいなくて困っていたところに、たまたま試奏にきた人がしょうがなくライブの手伝いをさせられるストーリーになっています。

つまりしょうがないから試奏してあげるか~という気持ちで試奏できちゃいます。

初めての人でもできるようにAMとEMという弾きやすいコードを覚えつつ最後にはマティモと一緒にセッションするというストーリーが遊べます。

ペノテアスタジオでは企画からプロダクトデザイン、プログラム等の仕組み、グラフィック、アニメーション、専用の楽曲制作などの実制作を行いました。

また、耳のようなアンテナのようなところについている素材部分が振動することで音を出す仕組みになっています。それはぺのてあが独自研究している「マテリアルハーモニクス」の仕組みを採用し、より叩いたりするような物体感のある音が発音されるようにしました。

ギタラバ2024にて一度目の試験展示が完了しまして、これから進展していく予定です。


ペノテアスタジオではこのような世の中に存在しないプロダクトの企画からデザイン、実現まで可能です。


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